このアットホームタイム月刊誌の表紙撮影担当も60号を越えて、
都道府県のエリアから市のエリアになってきています。
京都のように絵になる場所が沢山ある所なら苦労はしませんが、
普通の街で心象風景の写真を撮ることは難しい仕事です。
ずっと撮影依頼をしてもらえるように、ここが写真家の腕の見せどころと思って頑張っています。
その街に暮らす人々が心をほぐす場所はどこだろうと考えながら、
感受性の感度をあげて『まだ誰も見たことがない絵』を求め歩いて探しています。
千葉県柏市の駅前にあるダブルデッキは日本で初めて造られたものです。
その場所で魚眼レンズと夕陽に照らされた雲の表情を使って自分の一枚に仕上げました。