川口市は映画『キューポラのある街』の舞台となった鋳物産業が盛んだった町です。撮影許可を得て鋳造作業を撮らして頂きました。「湯」と呼ばれる溶けた鉄がとても綺麗でした。
職人さんはひしゃくに20キロほどの湯を両手で持ち型に流し込みます。「腰壊したりしないのですか?」と質問すると「必ず壊すけど、それでも休まずに作業し続けたら体の方が慣れる」と答えがかえってきました。日本を支えてきた職人さんの心意気をお聞きして「仕事とはそういうものかも」と考えました。
<Canon EOS 5D Mark3 EF24-105mm f/4L IS USM f8 1/250秒 ISO1000 撮影>
2014.11.4
撮影