『招待所に外国人を見に集まる子供達 /1987年中国四川省日隆』Kodak EPR 撮影
昔に東チベット四姑娘山域で撮った人物スナップです。まだ外国人が珍しい頃に登山の準備をしてる我々は一大エンターテイメントだったのか人が見に集まってきたりしてました。昔の今も日本でも海外でも人の写真を撮る時は「撮っていい?」と聞いてから撮るのが基本です。スナップは声をかけると消えるシーンや表情もあるので、撮ってから「撮ったけどOK?」と聞いたりするようにしてました。行く国の言葉で必ず覚えてから行ってました。言葉がわからないとこなら日本語で「撮っていい?」と聞いても無言より何故か相手に伝わるものです。カメラ見せて手でジェスチャーで尋ねるのも使いました。大事なのは笑顔で怪しい物じゃないと解ってもらって声をかけることです。(その本物の笑顔が出来る人間になることが内面も求められる難しいことかもれません)プロになると決めた大学生の時から人を撮るとはどういうことかを考えていたと思います。プロ志望の友達とそういう話もしてました。
『学校から帰宅途中の子供達 /1987年中国四川省日隆』Kodak EPR 撮影
山から招待所(宿泊施設)に帰る時に子供達の下校と一緒になったので声かけて「並んでならんで」とジャスチャーして撮った一枚です。右端に写ってる子供は写ろうと走ってきたけど間にあわなかった子です。フィルムの数も限られていたので2枚か3枚シャッター押すタイミングを考えて撮った記憶があります。