国立公園内で焚き火が出来る貴重な場所な上高地・小梨平キャンプ場。もちろんキャンプ場で販売している薪に限ります。焚き火を見ると心が和みます。初めて買ったデジタル一眼のキヤノンD60は600万画素で当時30万円。色とトーンが好きなカメラでした。こうして見るとデジタルでは難しい被写体ですがよく写ってると思います。

この写真は箱根写真美術館での広告写真家協会同期写真展にも出展していて、その時のコピーが出てきたのでここに書き加えておきます。
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『 炎 』

10歳でボーイスカウトにはいり焚火で飯を炊いた。
それからキャンプでは火はかかせないものに。
大学山岳部で本格的に山を登りはじめて、
京都北山,上高地,知床,ヒマラヤなど色んなとこで炎を見つめた。
1996年登攀後、吹雪のなか決死の下降中に焚火の幻覚をみて、
『走れメロス』のなかの火の意味を体感した。
2005年10月22日、酒を舐めながらこの炎をジーと見つめる。
そしてこれからも。
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<Canon EOS D60 EF50mm F1.4USM f5.6 1/45 ISO200 撮影>960×640Pixel
2005.10.22撮影