<チベット・カント峰登山の帰りのラサにて>コダックEPR撮影
自分のwebsiteで写真展したいと考えてた『チベット・カント峰初登頂写真日記』をブログでアップしながらしようと考えてます。私の大学生の時の写真ですが自分の原点です。この写真は登山終了してラサまで戻ってきた1988年4月のラサポタラ宮殿です。ラサは高度が3650mある高地です。チベットの登山協会のメンバーはここでランニングしてるのを見て凄いと思ってました。なので帰りのラサでは皆が観光に出かける時にひとり時間を作ってランニングしました。七千メートルまでいった私の体は1時間のランニングと最後にダッシュもすることが出来ました。写真家としては写真を撮りに行くべきだったのかもですが、まだ次の登山をする意思があったので走りました。
ランニング以外にもどうしてもヤルツァンポ川で釣りがしたくて後輩の吉田と通訳さんを引き連れて行きました。大濁流のヤルツァンポ川で枝がなくカメラの一脚に糸と針とおもりと浮きをつけエサはソーセージでした。後輩の吉田が「こんなのんで魚釣れるのですか?」と聞いたことに「ヤルツァンポ川で釣りをすることに意義があるんだ」と答えてました。釣りに関しては全く釣れる気がしなかったので未公開の寺院に行ったらよかったと一年くらいして思いました。