確定申告の準備を事務所でやってる途中の息抜きに昔の写真の入ったHDDを整理を兼ねて見てました。面白い写真を見つけたのでアップします。同志社大学山岳会80年誌に大学山岳部が土日にロッククライミングをしていた『金毘羅』の写真が欲しいと宮崎先輩の頼まれたので、撮りに行った時に道の横で見つけた二重になった蜘蛛の巣です。残念なが蜘蛛は留守でマクロレンズも持っていってなかったので28-70mmF2.8のズームレンズに接写リングを付けて撮りました。撮った2005年当時はAPS-Hサイズセンサー使用のCanon EOS-1D Mark IIを2台体制で仕事していたので、70×1.3倍91mm相当の画角になります。

下の写真が『ホワイトチムニー』と呼ばれている岩場です。高校3年の時に登山店『らくざん』の金子さんに連れてきてもらって、私が初めてトップロープで登った岩でもあります。色んな人のお世話になってここまできたんだと思い返しました。

2005年のRAWデータを最新のPhotoshopCameraRawで現像してソフトの進化により昔よりノイズが減ったり仕上がりがよくなります。ただ昔のレンズはフィルム時代の設計なのでこの写真のように画面隅のパープルフリンジがキツイです。17-35mm f2.8Lのレンズは現像時にフリンジ除去に苦労したことも思い出しました。最新のレンズはやっぱり偉大です。

パープルフリンジをそのままに現像した写真がこちらです↓


パープルフリンジ除去は画像次第なので見ながら調整して今回はこの数値でしました。↓
無題