<現在愛用している偏光フィルターKenko『Zéta EX サーキュラーPL』と『バリアブルNDX』>
偏光フィルターはガラスや水面や商品や樹の葉の反射光をコントロールする時と、青空のブルーの色味のコントロールに使っています。この偏光フィルターはAFが作動する サーキュラータイプになってから賞味期限があることをご存知でしょうか。それは偏光膜が湿度や熱や紫外線などの経年変化で劣化するためです。早くて三年でムラが出てきたり画像劣化する可能性があります。メーカーも七年程度で買い替えを推奨しています。昔に比べて偏光フィルターは機能と値段がどんどんあがって『Zéta EX サーキュラーPL』の77mm径のもので2万弱、1段半から8段半の減光が出来る動画撮影にも活躍する『バリアブルNDX』は五万弱します。偏光フィルターを長持ちさせる為に私は使用しない時には冷暗所で湿度の低くなるカメラ機材用除湿庫に入れて保存しています。除湿庫まで持ってない人は密封出来る容器にシリカゲルを入れて冷暗所で保存すといいと思います。昨日に別の裏技で紹介したフィッシング用クーラーボックスで気密性のいい物を選んでカメラとレンズや偏光フィルターをシリカゲルと一緒に入れるのもいいと思います。
フィルターはラインナップされてるもの一番いい物を買う方が絶対にお勧めです。本当に画質が違います。私が買った後に『Zeta Quint C-P』が発売になり77mm径で2万5千円にもなってますが、『ケンコー・トキナー オンラインショップ』で会員登録して買うと少し安く買えるのでチェックしてみて下さい。
最後に昨年に買った『バリアブルNDX』の作例もご紹介します。広告の写真では肖像権の問題が発生しないようにする必要があります。そのために真昼の晴天下で0.5秒というちょうどいいブレを作って絵にするためにこのフィルターを使いました。シャッタースピードを1/30に設定する動画撮影でも明るくしてピントを合わせてから簡単に画面を暗く出来るので便利です。
<岡山県倉敷市Canon EOS 5D Mark3 EF24-105mm f/4L IS USM f7.1 0.5秒 ISO100 11時12分 撮影>